カードローンの金利は、銀行系ですと年利で下は2パーセント前後、上は15パーセント程度です。
見るべきは最高金利
カードローンの貸出金利は、上記のように幅があります。
これは、貸出金額が多くなると貸出金利が低くなり、貸出金額が少額ですと貸出金利も高くなるようにしてあるからです。
初めてカードローンを利用する時には、概ね借りられる限度額は低く設定されますので、最高金利付近での貸出になるのが普通です。
こういう訳ですから、はじめてカードローンから借り入れる時には最高金利を見て業者の選択をするのが良いでしょう。
例えば、ある銀行系のカードローンでは、最高金利が10パーセント弱となっています。
出来れば、このような最高金利の低いカードローンから借り入れたいものです。
金利が違うということは
銀行系のカードローンの最高金利は15パーセント位が多く、消費者金融系では最高金利が18パーセント位がほとんどです。
この金利の違いは、返済額にどのように影響するのか見てみましょう。
例えば、100万円を金利15パーセントで借りますと、1年で15万円の利息を支払います。
18パーセントですと年間18万円です。
ただし、毎月返済しますので実際の利息はもっと少なくなります。
1ヶ月で比べてみますと、15パーセントで12500円の利息になり、18パーセントで15000円ですから、利息の差は2500円になります。
月単位で利息を計算しますとたいした違いはないように見えますが、返済回数が多くなりますと利息の差も大きくなりますから、カードローンを利用する時には事前に返済のシミュレーションをすることをおすすめします。
返済回数と利息

カードローンの月々の返済額は最低返済額以上でしたらある程度自由に決められます。
年利15パーセントの金利で、月々の返済額を10回から11回で完済するように決めたとしますと、借入金額の8パーセント位の利息を支払うことになります。
つまり、100万円借りたとしますと利息は8万円程度になります。
同じ金利で、返済回数を70回位にしますと、利息は借入額の50パーセントにもなります。
これは100万円借りますと利息が50万円程度になるということです。
月々の返済額を少なくしますと返済は楽になりますが利息が膨大になります。
結局、カードローンで借りたお金は、なるべく早く返済するのが得策と言えるでしょう。
以上をまとめますと、カードローンは低金利のところで借りて、早く返すのが賢い使い方だということです。
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